「齟齬(そご)」とは?意味と使い方を知る
目次
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基礎
意味
ある物事に対して食い違っていること。トラブルの元になる原因。
上手に使うには
ビジネスや政治、日常会話でも使われる言葉で、「食い違い」、「おかしな点」、「不一致」を難しく表現したものです。
齟齬がある、齟齬が生まれる、と表現し、お互いの意見や前もってしていた打ち合わせと実際やっていることに違いが生じた時に使うことができます。
意味合い的にネガティブな性質を持つため、相手につっかかる事になるので、よほどの状況じゃない場合は使用を避けたほうが無難な表現です。
使い方/例文
ビジネス面で食い違いが生じたときに
失礼ながら貴社との契約に齟齬があるように存じます。
開発チームとショップ店員の間で商品のコンセプトに齟齬が生じている。この問題に焦点を当てる必要がある。
プロジェクトである人物と揉めているんだが、他のメンバーには考え方に齟齬が少なくて共感、信頼できる人もいるのが幸いだな。
朝聞いてた仕事内容と、今やってる仕事に齟齬があるんだが。
注文した商品の価格齟齬についての問い合わせですが、こちらで確認したところ(省略)
人との会話の時に
ん?なんか齟齬があるような気がするけど・・・。
なんか会話に齟齬が起きてると思ったから、こっそり調べてたんだ。俺の方が勘違いしてた。悪い
理想と現実の齟齬に耐え切れなかった。勝手に理想像をイメージしてた自分を殴りたい。
絵や音楽の合作ってどうやってやってるんだろ。コンセプトの齟齬とかあると思うんだよね。
性格が普通そうなのに普通の行動を取らないから、その微妙な齟齬にもやもやしてるのかも。
多少の齟齬があっても好意が相手に伝わって双方幸せな関係が良いよね。
ネガティブな出来事に対してコメントを述べる時に
複雑さが増す事に比例して齟齬も増える。愚法が尽きない理由だ。
ニュースで報じられている常識と私の知ってる常識の齟齬についてメモ帳に書き出してみた。
日本人同士の議論なのに齟齬を生みやすい横文字使ってどうするというのか。
過去と現在を省みて事実に沿った内容を報じないと、益々現実との齟齬が生まれる。
考えてみれば、所詮はただの違和感、ただの価値観の齟齬。自分の考えていることだけが絶対というのはありえない。
ドナルドトランプも連続して勝負しているという発想なのかも知れないが、どうも認識の齟齬がある。
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