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基礎
意味
そのまま「忙しいところ」「多忙の中」と言った意味です。
正しく使うには
尊敬語なので、自分の行動に対しては使用しません。
来てもらったり、何かをしてもらったりした時に使用します。
そうでなくても、自分が忙しいところを来てやったんだ、とは
謙譲の意味では使うことはありませんので、そこは問題ないかと思いますが。
同じような意味の表現の違いとして
「御多忙の折」「御多忙の中」
など、「多忙」を使うこともありますが、こちらの方が熟語を使っている分
少し硬い感じのニュアンスとなります。
表題にある「お忙しいところ」というのが
この手の表現としては比較的やわらかい方の表現だと言えるでしょう。
使い方・例文
ビジネスの場面で(電話対応など)
お忙しいところ恐れ入ります。こちら○○カスタマーサポートです。お世話になっております。少々お時間の方、宜しいでしょうか?はい、ありがとうございます。今回お電話させて頂いたのは(省略)
お忙しいところ恐れいります、田口と申します。急な話で誠に恐縮なのですが、少々お願いごとがございましてご一報入れさせていただきました。
お忙しいところかと存じますが、御協力お願いできませんでしょうか。
お忙しいところ大変恐れいりますが早急にご対応頂ければと思います。
失礼ながらメールで質問させて頂きました。お忙しいところ恐れいりますが、お時間ある時に、ご確認頂けると幸いです。
公の場でお礼を述べる時に
発売記念サイン会にご参加頂きました皆様、お忙しいところご足労いただきまして有り難うございました。北から南、海外からと 多くのお客様にご参加いただけましたこと改めて御礼申し上げます。
皆さま本日はお忙しいところ、このように大勢の方にお集まりいただいて、誠にありがとうございます。
先ほどB’zの稲葉さんがご来店!なんとメッセージ&サインまで頂きました!お忙しいところありがとうございます!
お礼を述べる時に
先ほどはお忙しいところ、お付き合い下さりありがとうございました。大変助かりました。
お忙しいところお越し下さり、まことにありがとうございます。
お忙しいところ手を貸していただけて本当に助かりました。
山下様、先ほどはお忙しい中、本当にありがとうございました。
お忙しいところ丁寧にご教示下さって、どうもありがとうございました。