目次
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基礎
意味
一人称の一つ。相手に対してへりくだった謙称。
本来は官職にあたる人物が自分を謙遜するために使われていたのが、次第にビジネス面でも多用されるようになり、小生や当職と同じ意味合いで使われることも多いため、この限りではない。
上手に使うには
小説家の一部が自分の事を小生と言う人がいるように、官職に限らず、会社員が自分の事を小職と呼ぶ人が存在します。
男性が言う「私」と同じ、かしこまった印象を与えると同時に、謙遜さも感じさせる表現です。
高い地位と責任を持つ国家公務員(駐米大使、外務省審議官、地方裁判所所長、警視庁警部補など)が使う一人称のため、一般人が聞く機会の少ない言葉です。
聞き慣れていない場合、違和感の強い言葉ですが、ビジネスの面においても使う人がしばしばいます。
官職にせよビジネス面にせよ本来の意味合い通り、それなりの役職を持つ人物が謙遜するために使う一人称です。
そのため、入社したばかりの新人や何も実績を持たない人間が小職を使うと、皮肉られたり、小馬鹿にされるため、注意が必要な表現です。
使い方/例文
メールや報告をする時に
お盆明けの小職の勤務内容を下記の通り提出致します。何卒ご査収ください。
いつもお世話になっております。小職体調不良だったため、3時頃に休ませていただいていました。
まだまだ未熟な小職ではございますが、何卒今後ともよろしくお願いいたします。
僭越ながら、先日の打ち上げの田中様の分は小職が立て替えさせていただきました。
部長から「疑問に感じた点は小職までご照会ください」と書かれたメールが届いた。
きょう、とある取引先から「○○会社 小職様」という宛名の郵便が届いて、中身を見たら上司あてだった。上司は数日前「書類を小職宛てにお送りください」とメールしたらしいのだけど・・・あの、それ名前じゃない・・・。
社員同士の会話の時に
弊社もそのような感じでして、中間管理職が育たずその役割が宙に浮いて、小職が押しつけられてる次第でございます。
それはなにより。小職は弊社の行事に拘束されててすっかり疲弊してしまいました。
小職、クライアントに太ったことを指摘される。
日常の時でも
40年前のアニメにしか反応しない小職は化石なのだろうか。