「インセンティブ」とは?意味と使い方を知る
目次
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基礎
意味
予め決められた報酬とは別の、仕事の成果に応じて追加で与える報酬を指す。
また目標達成に向けた刺激としての意味も持つ。
英語表記:incentive
上手に使うには
追加報酬とやる気、2つの意味を持つインセンティブですが、ほとんど前者の意味で使われています。
インセンティブ制度を設けることで、社員やアルバイトの仕事に対するモチベーション(やる気)を引き出させることができます。
ボーナスと同じ意味で、固定給以外の追加報酬のことを指します。
スパゲティをパスタと言ったり、バイキングがビュッフェと言葉が変化したのと同じように、ボーナスがインセンティブと表現されるようになりました。
固定給に歩合制(成果を出した分だけ給料がもらえる)が含まれた体系であるため、どれだけ頑張っても給与に変化しない固定給制の社員のモチベーションを高める効果的な手段です。
ただしお金以外の報酬のこともインセンティブと表現する場合があります。
例えば好きな日に仕事を1日休ませてくれたり、ある大きな仕事を任せるように約束する、賞を与えることもインセンティブに含まれます。
使い方/例文
求人募集や給料にインセンティブを含める時に
サービスカスタマー募集:時給800~2500円以上、インセンティブあり、交通費支給
今年度から社員のやる気を高める為に、インセンティブ制度が取り入れられました。年間の売り上げを去年と比較し、プラスだった分30%を社員の人数で割って年度末に支給する、との事です。
投稿ユーザーに動画再生によるインセンティブを付与するといった施策もあり、人気を集めている。
営業職の求人ですが、営業インセンティブがなく、やってもやらなくても給与への大きな変動はありません。その代わり、業務内容を緩めに設定しています。
実際に追加報酬をもらえた時に
バイトのインセンティブってことで阪急のホテルビュッフェ食べてきた。おいしかった。夜勤も頑張れる
今週末は先月とった新規契約のインセンティブだけを楽しみに生きるぞー。
よっしゃ!脱毛器1台販売する毎にインセンティブが貰えるキャンペーン始まった。これは夏の現場に向けて何が何でも稼ぐしかない!
来月インセンティブ入るからそれで財布かおーっと。
仕事しんどいけど、年末の家族との旅行を自分へのインセンティブとして頑張るかぁ
池田カフェで働こうかなー、丁度深夜帯募集してるし日払いできるしインセンティブあるし曜日の融通ききそうだし、かなりの良条件。
北京企業が4000人規模のインセンティブ旅行、目的地・台湾の屋台から歓迎の声上がる。
インセンティブの重要性について説く時に
人間はインセンティブの有無で集中力が全く変わると言ってもいいかもしれない。
賃金以外のインセンティブによって人件費は相対的に下がる。ではその賃金以外の何を与えてやればいいのか?そこが重要だ。その会社で働いている意味を感じさせればいいのだ。
社員の士気を上げようとして目標やインセンティブを用意しても、それが直接モチベーションアップにつながるわけではない。人はそれぞれ考え方や感じ方が違うため、全員が同じ反応を示すことでもない。
「褒める」というのもインセンティブだろう。特に地位の高い人間から肯定されるほど嬉しいことはあるまい。
やる気、動機を表現する時に
分煙のカフェに行くと喫煙席が満席になってるのをよく見かける。愛煙家にとっては来店のインセンティブになってるんだろうなぁ。
あの学校に入学したいと思ったのは、制服が気に入ったっていうインセンティブがあったから。
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